
2025-9-1
Rizzoli, 2025
Pamela Hanson(パメラ・ハンソン)
パメラ・ハンソン(1954-)は、30年以上のキャリアを持つファッション写真家です。アーサー・エルゴートのアシスタントを経て、26歳でパリに移り住みキャリアを開始します。様々なロケーションでの自由自在なスナップ的なモノクロ写真を得意とします。 “マリー・クレール”、“ヴォーグ”、”ハ―パースバザー”、“エル”などの世界的ファッション誌で活躍する一方、
”エスティ ローダー”、"ディオール"、"ポロ ラルフローレン"、“ピンキー・アンド・ダイアン”、“ジョセフ・トリコ”などのファッション・キャンペーンを手掛けています。写真集には"Girls"(Assouline、2001年刊)、"Boys"(Editions Assouline、2006年刊)などがあります。また彼女の作品はスミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムの常設コレクションに収蔵されています。
本書には、ファッション誌のエディトリアル・ページから抜粋した90年代を象徴するイメージと、 舞台裏のモデルたちの素顔を捉えたメイキング映像や数々の未公開カットが収録されています。ハンソンの写真は、独特の女性的な視点を持ち、活気に満ち、エネルギッシュで、人生を楽しむ美しい少女たちの青春の本質を捉えることで知られています。そして、彼女の象徴的なドキュメンタリー調の作品では、質感、光、感情が重要な役割を果たしています。本書には、クリステン・マクメナミー、クリスティ・ターリントン、カーラ・ブルーニ、ステファニー・シーモア、エヴァ・ヘルツィゴヴァ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、リンダ・エヴァンジェリスタなど、彼女のミューズであり当時のトップスーパーモデルたちの親密な写真が収められています。これはハンソンが過去20年間に出版した初の主要フォトブックであり、ファッション界で最も崇拝された90年代の10年間の記憶を中心に閉じ込めたのノスタルジックなタイムカプセルです。
ハードカバー : 360ページ、サイズ 23.77 x 3.02 x 31.75 cm、多数の図版を収録。