"Peggy Sirota: Guess Who?"
Peggy Sirota(ペギー・シロタ)
Steidl 2000, US$70.- ハードカバー

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◆写真集解説◆

ロス在住のアメリカ人写真家ペーギー・シロタは過去15年間に渡って各国のヴォーグ、ローリングストーン、GQ,バニティー・フェアーなどの雑誌の依頼で有名人のポートレートを撮影しています。彼女のポートレートはちょっとコミカルで愛らしいことが特徴です。
有名人はポートレート撮影には非常に神経質です。自分のイメージを壊さないようにと気を使うからです。しかし今回の写真集のポートレートは有名人の従来のイメージを変えてしまうユニークなものです。彼女は有名人に、笑いを誘うようなコミカルさを演じさせて撮影したのです。 演出にマスクなどのかぶりものや、ぬいぐるみなどを使い、ピエロの鼻を付けたり、変装させたりもしています。最初は軽い気持ちで始めたものの、冗談っぽい撮影が普段ガードされている有名人の新しい一面を表現していることに気づきこの企画を思い付いたそうです。
今回発表された彼女の処女写真集は変装した、一見誰とは判断し難い有名人の172イメージをコレクションした力作です。 写真のキャプションの付け方も遊び心があり、英語のスペルの順番がばらばらになっており、読者がそれを組み合わせて解読するのが必要になっています。
収録イメージはほとんどが写真集の為だけの撮り下ろしです。エイズチャリティー寄付の為に各界の有名人が彼女のコンセプトに賛同し協力してくれたのです。ほとんどの撮影は、ヘアーやメイクのスタイリストなしで僅か30分程の撮影だったそうです。
ジョン・トラボルタ、マドンナ、ハリソン・フォード、ブラット・ピット、 ミア・ファローなど大物が参加していますが、どれも私たちが思い描く有名人のイメージに挑戦するユニークなものです。有名人ポートレート写真の現代美術的なアプローチといえるかもしれません。

ペギー・シロタ、オフィシャルサイト


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