The Dutch Photobook:
A Thematic Selection from 1945 Onwards
Aperture 2012 ハードカバー

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◆写真集解説◆

いまやアート写真の一分野として認めらたフォトブック。最近ではその歴史探求は出版された地域から各国別へと細分化され、"Latin Photobook"(Aperture 2011年刊) や"Swiss Photobooks" (Lars Muller 2011年刊)が相次いで発売されています。本書は、戦後オランダのフォトブックを探求したガイドブックです。

オランダは、レンブラント、フェルメール、ゴッホなどのアーティストを輩出した芸術大国。フォトブックに関しても、写真家、デザイナー、プリンターの協力による革新的な制作アプローチで知られています。特に時代の先端を行くオランダのグラフィック・デザインとの関わりがオランダ・フォトブック文化の特徴といえるでしょう。オランダ・フォトブックの歴史は第2次大戦後に始まります。戦後の間もない時期は特に写真家のデザイナーとの関係は強固なものでした。これらのコラボから、エド・ヴァン・ダール・エルスケン(Ed van der Elsken)の"Love on the Left Bank" (1956年刊)や、コーエン・ウエッシン(Koen Wessing)の"Chili September"(1973年刊)が生まれます。
1950〜60年代にかけては、フォト・ノーベルや企業写真集などもブームになり、 また抽象作品やドキュメント作品によるフォトブックも新たな出版ジャンルとして登場してきます。

本書は、約100点の歴史的、コンテンポラリーまた自費出版のフォトブックが紹介されています。
"Hollandse taferelen" Hans Aarsman (1989年刊)、"The Table of Power" Jacqueline Hassink (1996年刊)、 "Why Mister Why" Geert van Kesteren (2006年刊)、"Empty Bottles" Wassink Lundgren (2007年刊) などが含まれます。オランダ写真史家のFrits GierstbergとRik Suermondtがテキストを担当。

ハードカバー: 240ページ、サイズ24.6 x 2.8 x 28.4 cm。カラー図版約620点、デザイナーJoost Grootensによる オランダ・フォトブック史のヴィジュアル・マップも収録。

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