"Man Ray Portraits"
Man Ray(マン・レイ)
National Portrait Gallery Publications 2013 ハードカバー

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◆写真集解説◆

マン・レイ(1890-1976)は1915年にはマルセル・デュシャン、フランシス・ピカビアらとニューヨーク・ダダを創始。ピカビアにすすめられ写真に興味を持ちます。1921年パリに渡り、ピカソ、サティー、ブルトン、コクトーらと交流を持ち、その後マン・レイ自身もシュールリアリズムの主要なアーティストとなります。

本書は、2013年春にロンドンのポートレート・ギャラリーで開催された展覧会を期に刊行。マン・レイにとって写真はもともと自分の作品を複製するためのものでした。しかし次第に自己表現する好みのメディアとなっていきます。1920年代パリのダダやシュールリアリズムの動きの中にいたことから、彼は同時代のアヴァンギャルド・アーティストであるジャン・コクトー、ペギー・グッゲンハイム、ガートルード・スタインらを撮影するには最良のポジションにいました。また彼は自分の周りにいた、モンパルナスのキキ、ソラリゼーションを一緒に開発したリー・ミラーなども撮っています。その後も、彼はキャリアを通してポートレート写真を続けます。あまり知られていない1940年代のハリウッド、1950〜1960年代のエヴァ・ガ−ドナー、カトリーヌ・ドヌーヴなどが含まれます。
マン・レイのポートレート写真が魅力的だったのは、被写体をアーティストがマニピュレートする対象と見ていなかったことによります。彼は写真で個人の本質を引き出そうとしていたのです。彼は本質的にロマンチストで、それを表現するためにポートレートを撮影していたとも言われています。

ハードカバー: 224ページ、 30.6 x 24.8 x 2.4 cm、約200点の図版を収録。
序文はキュレーターのテレンス・ペッパー(Terence Pepper)、紹介文はマリナ・ワーナー(Marina Warner)が担当、マン・レイの人生と作品を知るには最適の1冊です。

マン・レイのプロフィールも紹介しています。こちらも是非ご覧下さい。


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