"Here and Gone: Bob Dylan, Woody Guthrie & the 1960s"
John Cohen(ジョン・コーエン)
Steidl 2014 ハードカバー

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◆写真集解説◆

ジョン・コーエン(1932−)は、1958年にマイク・シーガー、トム・ペイリーとともに結成されたニュー・ロスト・シティー・ランブラーズ(New Lost City Ramblers)というバンドのメンバーとして知られています。コーエンはギター、バンジョーなどを担当。同グループは当時のフォーク音楽リバイバル・ブームのなかで正統派であると尊敬された存在でした。
また彼は写真家、映画制作者としても活躍していました。1960年代を通して、晩年のフォーク歌手ウディ・ガスリー(1912-1967)の生活と、ニューヨークに来たばかりのボブ・ディランを撮影しています。ガスリーはディランに多大な影響を与えたことで知られるフォーク歌手。彼は偶然にも二人のアメリカ音楽界の巨匠のキャリア前期と後期を同時に撮影。その過程は、アメリカ・フォーク史上の偉大な瞬間を写したポートレートとなりました。

その他、本書には60年代のグリニッジ・ヴィレッジのワシントン・スクエアーやマクドガル・ストリートでの音楽シーン、ジェリー・ガルシア(1942-)、サンフランシスコのロック史を創り上げた伝説のプロモート集団「ファミリードッグ」、「スカイ・リバー・ロック・フェスティバル」などのイメージも収録されています。
1970年、コーエンはディランから「1ブロック先から撮影できるカメラ」でカラー・ポートレートが撮れないかとの注文を受けます。すでに世界的に有名になっていたディランは、ストリートを歩いている姿や、ニューヨークの北部農場で誰にも気づかれることなく撮られます。それらは、1970年にリリースされたアルバム“Self Portrait"に使われています。

ハードカバー: 144ページ、サイズ 24.6 x 24.6 x 1.8 cm、約119点の図版を収録。

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