"Bruce Davidson: Los Angeles 1964"
Bruce Davidson(ブルース・デビッドソン)
Steidl; Reprint版, 2015 ハードカバー

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◆写真集解説◆

ブルース・デビットソン(1933-)は、長いキャリアを持つ米国人写真家です。わずか24歳の時にマグナム・フォトスに最年少で参加。1966年の写真展“コンテンポラリー・フォトグラファース、社会的風景に向かって”(ジョージ・イーストマンハウス)に選出されて注目されます。常に現代社会の弱者に注目し、彼らの見過ごされがちな日常をパーソナルな視点で撮影することで知られています。
代表作に、"Brooklyn Gang(1959)"、"East 100th Street(1966-1968)"、"Subway(1980)"などがあります。
1964年、ブルース・デビッドソンは、雑誌エスクァイアの仕事でロサンゼルスを訪問します。彼は、厳密な撮影計画なしでストリートを徘徊しライカでスナップ撮影を行います。デビッドソンは、イリノイ州出身のニューヨーカー。彼にとってこの砂漠の都市は未知の世界で、現地では完全にコミュニティーの部外者でした。それ故に彼の町を探求する視線は時に批判的であり、一連のモノクロ写真で、都市の原型や固定概念を巧妙な皮肉を交えて明らかにしています。デビットソンは「この地での経験は退屈でやや寂しげだった。都市は、悪い空気、交通渋滞、高いヤシと、みすぼらしいハリウッド・タイプで特徴づけられる文化的な砂漠の都市だった」と語っています。
しかし残念ながら、彼の写真はエスクァイア編集部の意向に沿ったものではありませんでした。それらは一般に発表されることなく長らく忘れ去られていました。一部作品は"Bruce Davidson Photographs"(Agrinde/Summit,1978年刊)に収録されています。

本書は、当初は採用されずにお蔵入りしたロサンゼルスの作品が1冊にまとめられたものです。

ハードカバー: 56ページ、サイズ 30.2 x 1.1 x 30 cm、多数のモノクロ作品を収録。

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