"Louis Faurer"
Louis Faurer(ルイス・フォアー)
Steidl 2016 ハードカバー

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◆写真集解説◆

ルイス・フォアー(1916-2001)は、フィラデルフィア出身の米国人写真家です。40年代〜50年代にかけて、夜のニューヨークのストリート・ライフをパーソナルな視点で撮影。ウィリアム・クラインやロバート・フランクの登場以前に、彼等と同様のスタイルで作品制作を行っていました。若きロバート・フランクと交友関係があったことが知られており、二人はニューヨークでロフトと暗室を共同利用するなどしていました。50年代には、フィルム・ノワールの影響を受けて、個人心理を深く探究し、グラフィック的構図、光の反射、画像のゆがみなどを取り込んだ独自のスタイルを確立していきます。
"そこら中で新たな発見が私を待っている"と語るフォアー。彼は、ストリートの人々を、詩的で、ダークでロマンチックに表現していきます。しかし、当時はグラフ誌が全盛、彼の作家性が強いドキュメントは評価されませんでした。
1991年、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館で開催された戦後ファッション写真を紹介する"Appearances"展では、彼のヴォーグ誌掲載作品がメイン・ヴィジュアルに採用されます。それ以降、彼の作品は時代性を持つ広義のファッション写真としても再評価されるのです。
死後の2002年には、ヒューストン美術館で回顧展が開催されています。

本書は、2016年の後半にパリのアンリ・カルチェ=ブレッソン財団(Fondation Henri Cartier-Bresson)で行われ、グラナダのCentro Jose Guerreroに巡回する展覧会開催に際して刊行。1992年以来フランスで長らく展覧会がなかったフォアーの再評価を試みて企画されています。

まえがきはキュレーターのアグネス・サイア―(Agnes Sire)、エッセーは、スーザン・キスマリック(Susan Kismaric)、オリジナル・テキストはルイス・フォアーとウォルター・ホップス(Walter Hopps)。
ハードカバー: 205ページ、サイズ17.8 x 2.5 x 23.9 cm、約100点の図版を収録。

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