"Joel Meyerowitz: Where I Find Myself: A Lifetime Retrospective (An Elephant Book)"
Joel Meyerowitz(ジョエル・マイロウィッツ)
Laurence King Publishing 2018 ハードカバー

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◆写真集解説◆

ジョエル・マイロウィッツ(1938-)は、70年代アメリカでウィリアム・エグルストンの登場で始まったニュー・カラーの主要写真家。 彼は、ロバート・フランクに多大な影響を受け、60年代前半に友人のゲイリー・ウィノグランドなどとともにニューヨーク市で自然発生的なストリート写真を35mmmのカラーやモノクロで開始します。1976年からは、より豊かな色彩と描写を求めて8X10の大型カメラとカラーネガフィルムを使用。その代表作が東海岸のリゾート地コッド岬で撮影された“ケープ・ライト”です。2001年には同時多発テロの舞台になったニューヨークのグラウンド・ゼロを撮影するなど、彼の約50年以上にもおよぶ業績は写真界で高く評価されています。
新作では印象派画家ポール・セザンヌのスタジオに残るオブジェ類を撮影しています。

本書は、今や米国を代表する写真家となったマイロウィッツの長いキャリアを本格的に回顧。2018年3月にかけてベルギーとドイツで開催された欧州の展覧会に際して刊行されています。彼のいままでの創作を、各章ごとに新しい撮影年から過去へと振り返っていく構成です。
都市のストリート写真などの代表作とともに、イタリア人画家ジョルジョ・モランディのアトリエで撮影された作品、木のシリーズ、同時多発テロのグラウンド・ゼロの独占的作品、ロバート・フランクの旅を意識した全米旅行での作品、カラーとモノクロ写真を比較する実験的作品なども含まれています。
また収録されているテキストもマイロウィッツが手掛けています。本作を通して、マイロウィッツが写真の可能性について驚くほど率直かつ雄弁なのがわかります。
写真表現に興味ある人には間違いなく刺激的な1冊でしょう。

ハードカバー: 352ページ、 サイズ 23.2 x 4.4 x 32.4 cm、約400点の図版を収録。

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ジョエル・マイロウィッツのプロフィールも紹介しています。こちらも是非ご覧下さい。


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