BLITZ GALLERY, Art Photo Site Tokyo



ハービー・山口写真展
「あの美しかった冬の光」
- タイムレス・イン・ルクセンブルグ(時の止まった国) -
2008年2月1日〜3月29日


営業時間:13:00〜19:00、入場無料
日月休廊、


ミュージシャンのポートレートやストリートでの何気ないスナップで知られるハービー・山口の写真展です。
本展のベースは彼が1999年の1月〜2月にかけて、ルクセンブルク大公国に依頼されて同国内を撮影したシリーズです。どの場所で何を撮影しようが、「人の中から生きる希望を見出し、人間が人間を好きになるような写真」を追求する彼の姿勢は不変です。ハービー・山口の写真は、表面的に優しく感じるだけのイメージではありません。その背景には、“未来に希望がない人は自分自身を愛せない。もし現状に不満があるのならそれを打破する勇気を持つべきだ。目的が見えてくると自分が好きになり周りにもやさしい気持ちが広がっていく”という思いがこめられています。だから彼の写真は見て心地よいだけでなく、その世界観に共感する人の心を激しく揺さぶるのです。これこそが、「ロンドン・アフター・ザ・ドリーム」、「1989年東欧・真冬に咲いた花」、「代官山17番地」、「peace」や、本作で一貫している「ザ・ビック・ラブ」の精神なのです。

現在の日本は米国主導の市場を優先する経済改革の影響を受けています。IT化、グローバル化で促進された競争優先の社会は一部の勝者と多くの敗者を生みだし、人の心は荒廃していきます。西欧諸国も、世界的な市場化進行の影響は受けています。しかしこの地では政府が市民の社会権を重視し変化のスピードを緩やかに抑えています。時を急いで進めない国々、その象徴が中世の面影が残る小国のルクセンブルクなのです。いまハービー・山口の写真を見ると、経済成長よりも、社会が多少不自由でも多くの人々が笑顔でいられる国の方が幸せなのではないかと私たちに問いかけているような感じがします。本作は21世紀いまだからこそ、新たな視点で見直して、日本社会の将来を考えるきっかけにして欲しいシリーズです。

未発表作品も含む、新たにセレクションされたモノクロ作品約30点が展示されます。

*本展限定作品
フレーム入り限定オリジナル・プリント \19,950.-
ネガが行方不明の作品「On the street at midnight」の新しいネガをデジタル制作し、銀塩オリジナル・プリントを制作しました。約20X25cmサイズの白色木製フレームにマットをつけて額装付きで販売いたします。こちらは、限定50作品です。


ハービー・山口プロフィール






©Herbie Yamaguchi



©Herbie Yamaguchi


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