2024-3-14
日田原桂一(1951-2017)は、京都生まれ。1971年に渡仏し写真の制作を始めました。77年にアルル国際写真フェスティバル(フランス)にて大賞を受賞。以降、パリを拠点に様々な写真作品を発表しました。写真作品のテーマである《光》を探究する延長で、インスタレーション、彫刻、建築も手掛け、作品は美術館に留まらず様々な場所で展示されています。
本展では、年齢を重ねた⼒強い男性の⼿と無垢な⾚ん坊の⼿によって構成された「Les Mains」(仏語で⼿の意味)シリーズからの作品が展示されます。⽥原桂⼀の⽣前最後の作品です。