写真展へ行ってみよう


アート・フォト・サイトでは写真展をミュージアム(美術館や商業施設)、商業ギャラリー、 コーポレートギャラリー・写真家個人主催のものに分類して案内しています。それぞれの写真展は規模だけでなくその運営方針もかなり異なります。

美術館や商業施設(デパート内など)での写真展は大規模なものになります。膨大な経費がかかっているので、 通常入場料を徴収しています。 しかし入場料収入だけでは大幅な赤字です。残りの経費は公立美術館の場合は税金で補填されます。最近の新聞報道でも分かるように 国、地方公共体は深刻な財政不足に陥っています。美術館等の予算は大幅に削減されているのが実状で、 美術館自身が創意工夫して赤字を減らすことを求められています。 美術館の中には宗教法人が経営しているものもあります。しかし、作品展示と布教活動とは一切関係がない場合がほとんどです。
商業施設の写真展の赤字は主催者およびスポンサーにより補填されます。これはデパートなどが広告宣伝の一環として写真展を捉えているからです。長引く消費不況で、広告宣伝費も削減され、デパート系美術館の数は近年激減しています。

ギャラリーで開催される写真展は小規模な場合がほとんです。 作品は大体15〜30点程度が展示され、通常、入場は無料です。
コーポレートギャラリーはカメラ、フィルム、プリンターメーカーなどの企業ギャラリーです。 写真家に写真展示場所を提供すること、自社製品の広告宣伝や企業イメージアップが目的です。企業が広告宣伝費として運営経費を負担しています。 写真家主催の写真展は貸しギャラリー、レンタルスペースで開催される写真展です。開催者自身が費用を負担しています。

商業ギャラリーは作品(オリジナル・プリント)や写真集の販売で経営を成り立たせています。経営形態が上記のものとまったく異なります。 展示作品の下に赤い印が付いているのを見た事があると思います。そのマークは、その作品が 売れたことを意味します。ギャラリーは取り扱い作家のアート活動のプロデュースや営業を行います。
商業ギャラリーには少しばかり入り難い雰囲気があります。しかし、作品を買う気がない人でも喜んで迎えてくれます。 展示している作品を気に入ってわざわざ訪ねてくれた人は将来の見込み客になるとお店は考えるからです。 実際、ギャラリーに全く買う気がなくて訪問したのに、プリントの美しさに感動して欲しくなったという人は 数多くいます。収入のない学生さんが就職したら写真作品を購入されることは実際よくあるのです。 現在購入する気が全くなくても気後れすることはありません。気に入った作家や作品の写真展 が開催されたらどんどんギャラリーを訪問しましょう。
ただし、写真を見るのではなく、単にデートコースのイベントとして商業ギャラリーを訪問するのは お店であまり歓迎されないかもしれません。

写真のコレクションに興味のある方はアート・フォト・サイトのコレクターズガイドをご参照ください。 コレクションのノウハウが満載です。


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