The Map and The Territory

Mack, 2018

Luigi Ghirri(ルイジ・ギリ)


ルイジ・ギリ(1943-1992)が、1992年にわずか49歳で心臓発作で亡くなりました。しかし、当時は彼の作品は母国イタリア以外ではほとんど知られていませんでした。 彼は、1970年代から1980年代の短いキャリアを通して、多くの驚異的なプロジェクトを追求しています。 当時の欧州における比類なき写真作品と多数の著作を残しており、それらは写真史に大きな影響を与えています。 それらは自由でとりとめがなく、また彼が生きた地域性が失われ大衆文化が台頭する時代への興味と危惧が特徴でした。 いまでは彼のカラー作品は世界中で知られるようになり、作家性が高く評価されています。
過去3年間に渡り、英国人キュレーターのジェームス・リングウッド(james Lingwood)は、ギリの財団と協力して彼の1970年代の作品の 展示と写真集化のプロジェクトを進めてきました。

本書は、2018年5月~2019年5月に かけて欧州のJeu de Paume、Museum Folkwang、Museo Reina Sofiaで 開催された展覧会に際して刊行。同展では、ギリの最初の10年のキャリアに注目。そ れは14のプロジェクトからなる、 1979年パロマでの展覧会"Vera Fotografia"で明確に定義づけら提示されています。 本書には、Fotografie del periodo iniziale (1970)、 Kodachrome (1970-78)、 Colazione sull’erba (1972-74)、 Catalogo (1970-79)、 Km 0.250 (1973)、 Diaframma 11、1/125、luce naturale (1970-79)、 Atlante (1973)、Italia Ailati (1971-79)、Il paese del balocchi (1972-79)、 Vedute (1970-79)、Infinito (1974)、 In Scala (1976-79)、 Still Life (1975-79)が部分的に再度紹介。 彼は"Vera Fotografia"展の紹介文で、"私の目的は写真撮影ではない。どちらかとい うと同時に写真を構成するかもしれない一部の チャートや地図を制作することだ"と語っています。 ルイジ・ギリの紹介文、ジェームス・リングウッドらのエッセーを収録。

ハードカバー: 376ページ、サイズ 24.8 x 20.4 x 3.3 cm、
約248点の図版を収録。