Joel Meyerowitz: Provincetown

Aperture, 2019

Joel Meyerowitzジョエル・マイロウィッツ


ジョエル・マイロウィッツ(1938-)は、ウィリアム・エグルストンなどと並ぶ60~70年代アメリカで一世を風靡したニュー・カラーを代表する米国人写真家。
1962年、ロバート・フランクとの出会いがきっかけで写真を撮り始めます。その後、アート・ディレクターとデザイナーの仕事をやめて写真家に転じます。60年代中ごろからカラーによるシリアス写真に取り組みはじめ、70年代中盤以降は8X10インチ大判フォーマットのカメラでの作品制作に専念します。1979年に刊行された"Cape Light"は彼の代表的作品であるとともに、カラー写真の定番フォトブックです。

米国マサチューセッツ州ケープコッドの先端にあるプロビンスタウンは、開放的で寛容性が特徴の小さな海岸リゾート地です。その土地柄は多くのアーティストやユニークな特徴を持つコミュニティーを魅了し続けてきました。マイロウィッツは、70年代から80年代初めにかけて、この地で夏の時期を過ごしてきました。
彼は、8X10インチのカメラと共にシーサイドに繰り出して、家族、カップル、子供たち、アーティスト、進歩的なコミュニティの住人のポートレートを精力的に撮影しています。それらのポートレートには、それぞれの被写体の特徴が、絵画のような海、砂浜、太陽を背景に表現されています。
本書には、ほとんどが未発表の約100点にもおよぶポートレートが収録されています。それらの写真は、当時の自己スタイルの牧歌的個人主義の世界に読者を誘ってくれます。

ハードカバー: 160ページ、サイズ 26.7 x 1.9 x 31.8 cm、
約100点のカラー図版を収録

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ジョエル・マイロウィッツ プロフィール