Friedlander First Fifty

powerHouse Books, 2019

Lee Friedlander(リー・フリードランダー)


リー・フリードランダー(1934-)は、ゲイリー・ウィノグラントやダイアン・アーバスなどとともに60~70年代に活躍し、いまでも現役で活躍している写真家です。ありきたりの日常風景をドキュメントするのではなく、パーソナルな視点からとらえた作品はその後の
現代写真の展開に大きな影響を与えています。約70年のキャリアを通して、様々な視点から撮影されたアメリカの「社会的風景」のドキュメントは他者の追随を許さないと言われています。2005年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で本格的回顧展を開催しています。
フリードランダーは「本は私のメディアだ」と語り、アメリカの「社会的風景」を写真集として発表し続けてきました。「Friedlander First Fifty」では、彼の最初の50冊の写真集の創作背景を、彼自身の広範囲におよぶ直接の解説を通して紹介しています。

本書には1969-2018年までの約50年の期間に出版された50冊の写真集から、彼が主題とした、ジャズ・ミュージシャン、工場の労働者、モニュメント、テレビ画面、そして、セルフ・ポートレート、ストリート写真、ヌード、風景などの良く知られた撮影ジャンルの写真作品が紹介されています。また説明文、出版情報とともに、孫のジャンカーロ(Giancarlo)と、共同出版者も務める娘のアナ(Anna)が行ったフリードランダーと妻のマリア(Maria)に対するインタビューも収録。結果的に、まるでアーティストが今までのキャリアと人生を自身の家族に語るかのような、非常にパーソナルで率直な内容になっています。

ハードカバー: 176ページ、サイズ 23.6 x 2.5 x 22.3 cm、
多数の図版を収録。

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リー・フリードランダー プロフィール