Bruce Gilden: Facing New York

Dewi Lewis Publishing: 2nd Rivised版, 2019

Bruce Gilden(ブルース・ギルデン)


ブルース・ギルデン(Bruce Gilden, 1946-)は、ニューヨーク・ブルックリン出身のアメリカ人写真家。ミケランジェロ・アントニオーニの映画「欲望(Blowup)」に影響され、写真に興味を持ちます。
彼は、非常にアグレッシブなストリート写真で知られてます。撮りたいと思った通行人の前に突然カメラを向け、至近距離でフラッシュを用いて、何気ない人の表情や仕草を映画のシーンのように撮影します。撮影スタイルには賛否両論あるものの、現代のウィリアム・クラインと呼ばれる評価されています。日本のヤクザや浮浪者などのアウトサイダーを同じスタイルで撮影した写真集「GO」(Arctic, London, 2000年刊)も発表しています。1998年にマグナムフォト参加、2000年から準会員、2002年より正会員として所属しています。
ギルデンは、学校で写真を学んだ後、ストリートの人々と、そこで起きるヴィジュアルの偶発性に触発され、約10年にわたり地元ニューヨークを撮影し続けます。世界中から多様な人々が集まるニューヨークのストリート・シーン。彼らの無意識で無防備の表情をクローズアップで切り取った作品は、その内面のパーソナリティーまでも見事に表現しています。また、当時のニューヨークのファッションや時代の気分や雰囲気までもが反映されています。それらの作品は、1992年に「Facing New York」(Cornerhouse Publications, Manchester刊)として刊行。その後、長きにわたり絶版でレアフォトブックとして知られていました。

本書はこの伝説の写真集の待望の再版。最新版では、ギルデンはオリジナル版の収録作2点を入れ替えています。

ハードカバー: 92ページ、サイズ 25.1 x 1.7 x 34.4 cm、
約44点のモノクロ図版を収録。

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