Robert Frank:
Books and Films 1947-2019

Steidl, 2020

Robert Frank(ロバート・フランク)


昨年(2019年)亡くなった20世紀写真界の巨匠ロバート・フランク(1924-2019)。本書では彼がシュタイドル社で出版した30冊以上の本の中から、見開きページと解説文を通してその豊かな写真集作りの歴史を振り返っています。またインタビュー、エッセイ、ドキュメンタリー写真を通して、フランクの多様で影響力のあるブックメイキングの実践を探求しています。

ゲルハルト・シュタイドルがロバート・フランクと仕事を始めたのは1989年です。スイスの出版人ウォルター・ケラーから、「The Lines of My Hand」の「 Scalo」ブランドでの印刷を依頼されたのがきっかけでした。ケラーは、「二人は印刷をうまくやっていけるだろう」と言っていたとのことです。そしてフランクは、ゲッティンゲンのデュストラーシュトラーセ4番地にあるシュタイドルのもとを最初に訪れたのです。その後、彼は何度もこの地を訪れて印刷に立ち会うことになります。2004年にスカロが廃業した後、シュタイドルはフランクの本の出版と印刷を始め、両者の長期的な友情が始まります。それらの仕事は、フランクの創造性のあらゆる側面を網羅しています。
彼の古典的な代表作「The Americans」(2008年刊)や、あまり知られていない「Zero Mostel Reads a Book」(2008年刊)の復刻版から、これまでに未発表のプロジェクト「Seven Stories」、新たに考案された作品「Tal Uf Tal Ab」(2010年刊)、「Good Days Quiet」(2019年刊)の出版、DVDによる全映画作品の完全版「Film Works」シリーズの制作までにおよびます。
ゲルハルト・シュタイドルは、「私たちの目的は、この独創的で先駆的なアーティストの遺産を確実に残し、彼の作品を何年にもわたって利用可能にすることでした。すべてはロバートが個人的に監督したフォルムと基準に基づいています」と語っています。

ハードカバー : 120ページ、サイズ 20.7 x 1.5 x 29.2 cm、多数の図版テキストを収録

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ロバート・フランク プロフィール