William Eggleston 414

Steidl, 2020

Juergen Teller(ヨーガン・テラー)ほか写真など


本書「ウィリアム・エグルストン414」は、映画監督のハーモニー・コリン(1973-)と、写真家ヨーガン・テラー(1964-)が、約10年前に写真家ウィリアム・エグルストンと息子のウィンストンとともに、米国のバイブル・ベルトと言われる地域の、メンフィスからミシシッピまでをドライブ旅行した時のビジュアル回想録です。
本の内容は、コリンとテラーによるに写真と短い紹介文により構成されています。収録写真の一部にはエグルストンが被写体として写っていますが、本人が撮影した写真は収録されていません。この自然発生的で親密な旅の記録は、お互いの愛情の気持ちをアメリカン・ロードの共有体験を通して表現されています。そこには、ガソリンスタンド、廃車のトラック、福音派の家庭、ありふれた風景、ホテルの部屋での率直なポートレートなどが組み合わされています。
一部の写真には、エグルストン自身の作品の有名なモチーフである、色とりどりの電飾、道路標識、車に乗った人々などが巧みに再現されています。撮影は行っていませんが、本書の主役は間違いなくエグルストン自身なのです。
彼は、いつも完璧に身だしなみを整えています。それは台所のテーブルに座っていても、従兄弟のモード・シュライラー・クレイの手を握っていても、またはグランドピアノを弾いているときも同じです。「私たちは何日も運転しました 何マイルもの不毛の綿毛の枯れた土地、気が滅入るような田園地帯、廃墟と化した町が何マイルも続きました。ビル(エグルストンのこと)に "どこに行くんだ?どこに連れて行くんだ?"と聞いてみました。彼は笑いながら、"私は何も見せたくないんだよ"と答えました」と、ヨーガン・テラーは記しています。

ハードカバー : 144ページ、サイズ 29 x 1.6 x 21.5 cm、
約121点の図版を収録

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ウィリアム・エグルストン プロフィール