Joel Meyerowitz - Wild Flowers

Damiani Editore, 2021

Joel Meyerowitzジョエル・マイロウィッツ


ジョエル・マイロウィッツ(1938-)は、ウィリアム・エグルストン、スティーブン・ショアとならぶ、60~70年代アメリカで一世を風靡したニュー・カラーを代表する米国人写真家です。1976年からより豊かな色と描写を求めて大型カメラとカラーネガフィルムを使用するようになります。1976~1977年までに東海岸のリゾート地コッド岬で撮影され、ボストン美術館で個展が開催されたのが代表作「Cape Light」です。今までに約350を超える展覧会を開催し、作品は世界の主要美術館でコレクションされています。マイロウィッツは、アート・ディレクターとしてロバート・フランクと仕事をしたことをきっかけに、1963年からカラーでストリートのスナップ・ショットを開始します。写真はほとんど独学で学んでいます。

ある日、マイロウィッツは編集作業中に、無意識のうちに溜め込んでいた花をモチーフにした小さな写真グループを偶然見つけます。何の変哲もないこれらの写真が、この素朴な気付きによって、自分の他の様々な写真の興味をまとめてくれる役割を果たすかもしれないと考えました。そうして生まれたのが、1963年から1981年までに世界中で撮影された都市の花や植物の写真約63点を収録した「Wild Flowers」です。オリジナル版は1983年に Little Brown (New York Graphic Society)より刊行されています。独特のヴィジュアル・ユーモアと比類のないディテールへのこだわりで、忙しい都会風景の中にある自然の美しさを読者に伝えています。

本書は長らく絶版だった人気写真集の新装版です。新たに未発表の写真を追加し、本のサイズも拡大されています。

ハードカバー : 128ページ、サイズ 24 x 31 cm、
約86点の図版を収録しています。

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ジョエル・マイロウィッツ プロフィール