Juergen Teller:
Donkey Man and Other Stories

Rizzoli, 2021

Juergen Teller(ヨーガン・テラー)


ヨーガン・テラー(1964-)は、ドイツ出身でロンドン在住のファッション/ファインアート分野で活躍する写真家です。彼のファッション写真は、パーソナルな視点での大胆な美とスタイルの解釈に定評があります。既成概念に囚われることなく、ファッション・シーンの内側からモデルを撮影。彼女たちのパーソナリティーの本質や繊細さを引き出すことで知られており、一目でヨーガン・テラー作品だとわかるイメージを生み出しています。

本書は、ヨーガン・テラーの30年以上にわたるファッションとエディトリアルの仕事を、写真、コラージュ、そして率直でユーモラスな自叙伝を組み合わせて紹介する画期的なものです。生々しく、ときに露出オーバーになり、自然さと率直さを示すテラーのヴィジュアル言語は、慎重でありながら妥協のない反抗の感覚が反映されています。また時代のほぼすべての重要なファッションレーベルと、ケイト・モスからシャーロット・ランプリング、カート・コバーンからイヴ・サンローランまでの有名人が登場する画期的なエディトリアル作品が含まれています。その他、未発表のアイコニックな撮影(コートニー・ラヴ、シンディ・シャーマン、マーク・ジェイコブス、ヴィクトリア・ベッカム、ビョークや悪名高い人物を含む)のアウトテイクも収録されています。
テラーがファッション分野に進出したのは1996年、胸にVersaceの文字が殴り書きされた裸のクリステン・マクメナミーを撮影した雑誌の表紙がきっかけでした。それ以来、彼のファッション写真は世界各国のVOGUE、AnOther Magazine、Index、Self-Service、W、Details、Purple、i-D、032cなどに掲載されています。カルトヒーローとして高い人気を誇り、多くのアイコニックなキャンペーンを手掛け、ヘルムート・ラング、ラフ・シモンズ、エディ・スリマン、ニコラ・ゲスキエール、フィービー・ファイロ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ミウッチャ・プラダ、イザベル・マランなどとコラボレーションを行い、キャンペーンを撮影してきました。1998年から2014年までは、マーク・ジェイコブスの全シーズンのプレタポルテ・コレクションを撮影しています。

ハードカバー: ‎ 608ページ、サイズ‎ 22.4 x 4.62 x 28.85 cm、
多数の図版を収録。

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