Disciple and Master

Fotofolio Inc, 2000

Joel-Peter Witkin(ウィトキン)


ウィトキンはフリークスや両性具有者の特異の肉体や死体をモチーフに使い、キリスト、聖母を思わせる聖像、またピカソ、ミロ、ゴヤらの絵画や写真を引用してセンセーショナルな作品を制作し続けています。"グロテスク"、"フリークス"、"タブー"といった挑発的な言葉で評される一方、現代の神話作家として一部に熱狂的なファンがいることでも 知られています。
この写真集は彼の想像力を呼び起こした歴史上の有名アート作品とそれをベースに生まれた写真作品との一体化を試みた意欲作です。ウィトキンのファンなら長く待ち望んでいた本ではないでしょうか。
ウォーカー・エバンス、アンリ・カルチェ=ブレッソン、 ホルストらのイメージとウィトキンの衝撃的な作品と対比されています。作家自身によるテキストが、対比される 作品の複雑な関連性を明らかにしてくれています。 タイトルの"Disciple and Master"は弟子と名人の作品といった意味です。 ウィトキンのファンなら絶対にゲットしたい一冊です。