Twilight:
Photographs by Gregory Crewdson

Harry N. Abrams, 2002

Gregory Crewdson(グレゴリー・クリュードソン)


1998年からグレゴリ-・クリュードソンが取り組んでいる"トワイライト" シリーズのカラー作品40点と制作過程のイメージをまとめた写真集です。
彼は映画的な大掛かりなセット、ライティングを駆使して、8X10の大型ビューカメラによるドラマティクで幻想的な作品作りで知られるアーティストです。
彼は自作を”私の作品は幻想的でもあるが、すべてリアリズムに立脚している。一般的な絵柄や肖像を、なじみのないものに作り変えて不思議な感じを持たせることを好んでいるので、常に現実とフィクションとの緊張関係があると思う。” と語っています。
ちなみに写真集の表紙作品はシェークスピアのハムレットにでてくるオフェーリアをモチーフとしています。 スタジオに複雑なセットを作り、クリュードソンは彼女が郊外の住宅のリビングルームで洪水の中で水の上に浮かんでいるイメージに仕立てています。
彼は子供の時に見たダイアン・アーバスの写真展に衝撃を受けたそうです。 その後エドワード・フーパー、ロバート・フランク ウィリアム・エグルストンとともに、映画分野のスティーブン・スピルバーク、 デビット・リンチらリアリスト・アーティストから受けた強い影響が現在の彼の作品スタイルにつながっているのです。

グレゴリー・クリュードソン プロフィール