Los Alamos

Scalo Verlag Ac, 2003

William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)


シリアスカラー写真の元祖ウィリアム・エグルストンの初期作品を収録した写真集です。
ドイツ・ケルン市Ludwig Museumで2003年に開催され、欧米を巡回予定の同名写真展開催に合わせて刊行されました。エグルストンの地元メンフィスおよび 1964~1974年の南部アメリカの度重なるロード・トリップで撮影された"Los Alamos"シリーズからセレクションされています。
元々彼は2000作品を収録した20冊にもおよぶ膨大な作品集を制作し、自分が世界を見る視点を追体験してもらおうと計画していました。しかし、残念ながらこの大プロジェクトは実現せずに、当時撮影された作品は公開されなかったそうです。
“私は、現実はいたって普通である、という視点を民主的な見方と呼んでいる。”とエグルストンは主張しています。 まさにこの言葉で特徴付けられる、彼の日常世界へのコンセプチュアルなアプローチが体現された作品群は、30年を経過した今でも時間の経過を全く感じさせません。ハードカバー224ページに収録されたポートレート、静物、都市風景など97点のカラー作品で、米国南部のありのままの日常生活と地方文化の集大成を発見することができます。

ウィリアム・エグルストン プロフィール