Frank Films: The Film and Video Work of Robert Frank

Scalo Verlag Ac, 2004

Robert Frank(ロバート・フランク)


伝説の写真集"The Americans"発表以後、1950年代の終わりにロバート・フランクは16ミリ映画製作に専念するようになります。そして1970年代に第2の写真集"The Lines of My Hands"を発表するまで写真からは遠ざかります。彼は、ドキュメンタリー、フィクション、自伝的な要素をジャンルを超え融合させたような革新的作品を製作し、そのうち何本かは50年~60年代のニューアメリカンシネマのクラシックとなっています。"Pull my Daisy"以後、1959年から2002年までに25本の映画とビデオを製作しています。

この本は今まであまり系統だって紹介されなかったロバート・フランクの映画分野を総合的に振り返るものです。本文ではフランク映画の歴史と美学を論じるとともに、多くの論者が個別作品の検証も行っています。収録されているビジュアルはフランクの希望でヴィデオテープからの新しいスティールが採用されています。ロバート・フランクのファンおよび米国アバンギャルド映画ファンには資料としてお勧めの1冊です。

ロバート・フランク プロフィール