Tina Modotti & Edward Weston:
The Mexico Years

Merrell Pub Ltd, 2004

Tina Modotti(ティナ・モドッティ)
Edward Weston(エドワード・ウェストン)


20世紀を代表する二人の写真家ティナ・モドッティとエドワード・ウェストンのメキシコ時代の作品を同時に収録している写真集です。
ウェストンは従来の絵画的写真に対してストレート写真を提唱した元祖の一人として知られています。モドッティは1918年ごろにイタリアから米国に移住し、いくつかの初期ハリウッド映画に出演しています。
その後モドッティはウェストンのモデルを務めるとともに写真を学ぶようになります。ストレート写真に開眼したウェストンは1923年にメキシコでポートレートスタジオを開き、現地でモドッティと暮すようになります。
二人は革命後の1920年代のメキシコで互いに影響しあいながら膨大な写真作品制作を行っています。自然な美しさと古代遺跡に魅了されたウェストンはメキシコと強い光線の中で浮き上がる抽象的なフォルムを探求し続けました。 モドッティはウェストンの美の基準を更に進めます。優れたデザイン感覚を持った彼女の作品は、現地人に心動かされるとともに反ファシズムの政治信条により次第にメッセージ性を強めます。

2004年年に開催されたロンドン・バービカンギャラリーの写真展に合わせて刊行。二人の写真家のモノクロ作品約150点が収録されています。

エドワード・ウェストン プロフィール