Thomas Struth: Museum Photographs

Schirmer /Mosel Verlag GmbH; New版, 2004

Thomas Struth(トーマス・シュトゥルート)


ドイツのデュセルドルフ美術アカデミー出身で、ゲハルト・リヒターから絵画を、ベッヒャー夫妻から写真を学んだトーマス・シュトゥルート。現在はベッヒャー派の有力なアーティストとして知られており、彼の巨大サイズの写真作品は80年代以降の写真の新しい流れとして現代アート分野で高く評価されています。
70年代から1980年代なかばに世界中の街路をモノクロで撮影したシリーズを、その後ポートレート・シリーズを制作しています。

本書は80年代後半から開始された世界中の美術館、教会などの文化施設で美術品とその前で鑑賞する人々を撮影したシリーズをまとめたものです。現代社会において名作がどのように展示され、人々に見られているかを考察する彼の代表作です。1993年刊行の初版での図版は17作品でしたが、この改訂版では1987年から2004年までの作品約50点が収録されています。巨大なオリジナル作品のサイズを意識して観たい写真集です。

トーマス・シュトゥルート プロフィール