Photography Reborn: Image Making in the Digital Era

Harry N. Abrams, 2005

Jonathan Lipkin(著)


デジタル技術の急激な進歩で写真は誕生以来の大きな変化に直面しています。わずか10年ほど前まではデジタル写真がアナログ写真の地位を脅かすなどだれも 真剣に考えていませんでした。しかし技術革新と価格低下により、いまやアマチュアのスナップから商業写真までがデジタル写真中心になってきました。 アートの世界でもデジタル技術を導入して作品制作するアーティストが急増しています。

本書は現在のアーティスト表現にデジタル技術がどのような影響を与えているかを考察したものです。 アンドレアス・グルスキートーマス・ルフ、ロレッタ・ルックス、ジェフ・ウォール、森万里子など83点の参考イメージが収録されています。
しかしこの本で紹介しているのはデジタル・アーティストではありません。デジタル技術を作品制作に積極的に生かしている写真家や現代アート作家です。 デジタル技術が光とフィルムというアナログ写真の制約を超えて、作品表現の可能性を飛躍的に広げている現状がよくわかります。
タイトルの"Photography Reborn"という言葉通りに、写真新時代がはじまりつつあるのです。