Harry Callahan:
The Photographer at Work

Yale University Press, 2005

Harry Callahan(ハリー・キャラハン)


ハリー・キャラハン(1912 - 1999)は20世紀の写真界のマスターの一人です。 彼はキャリアを通して、テクニック・技法を探求するとともに、風景、ストリート、妻エレノアのポートレートなど幅広い テーマで作品を制作しています。また、シカゴ・デザイン研究所(後のイリノイ工科大学) の教授を勤めるなど 写真教育者としても知られています。

本書は2006年にセンター・オブ・クリエイティブ・フォトグラフィー(アリゾナ)が主催し、全米を巡回中の写真展開催を期に刊行されました。 彼の50年以上に渡る創作活動の探求を、 センター・オブ・クリエイティブ・フォトグラフィーのアーカイブ資料を用いて行っています。 著者の同館キュレーターのブリット・サルベセンによると、"キャラハンは、鍛錬することと、直観力とで写真に取り組んだ 類まれな写真家で、写真表現の可能性とともに作品自体のクオリティーにもこだわっていた。"と語っています。 ネガ、ポジ、テストプリント、コンタクトシートなどを最終作品と比較することで、 プリント技法、被写体の選択、アイデアの創作過程を多元的に読み解こうとしています。

未発表を含む豊富な資料と、約120イメージが収録された、キャラハン・ファンはもちろん、 彼のキャリアを知りたい方にも最適の1冊です。序文は元MOMAのジョン・シャーカフスキーが担当しています。

ハリー・キャラハン プロフィール