Image Makers, Image Takers: Interviews with Today's Leading Curators, Editors and Photographers

Thames & Hudson, 2007

Anne-Celine Jaeger(著)


優れた写真を制作するのにはシャッターを押す以外に何が必要かを世界的に成功している写真家、キュレーターらとのインタビューと、 厳選された約200イメージを通して探求した本です。インタビュアーはジャーナリスト、評論家のアン-セリーナ・イエガー氏です。

第1部ではアート、ドキュメンタリー、ファッション、広告、ポートレート分野の写真家20人にキャリアのきっかけ、作品制作の動機や発想法を訊いています。
参加写真家は、
トーマス・ディマンド
ウィリアム・エグルストン、
ボリス・ミハイロフ、
スティーブン・ショアー、
マリー・エレン・マーク、
マーティン・パー、
ユージン・リチャード、
セバスチャン・サルガド、
デビッド・ラシャペル、
デビッド・シムス、
マリオ・ソレンティ、
エレン・ヴォン・アンワース、
ティナ・バーニー、
アントン・コービン、
リネケ・ダイクストラ、
ランキン。

第2部では、著名な編集者、キュレーター、ギャラリスト、エージェンシーディレクター、アートブック発行者などに、 どのような価値基準で写真を評価、セレクションして仕事を行うかをインタビューしています。新人写真家へのアドバイス、撮影哲学が必要か、作品の発想法、などの同様な質問が様々な写真家、キュレーターたちに投げかけられており、それらの回答を読み比べてみるのも面白いでしょう。様々な意見や考え方がある一方で、エッセンシャルな面では共通点も数多くみつかります。作者の序文によると、彼らの多くは何かを探求したり、問いを投げかける手段として写真を使用している、とのこと。

著名写真家のインタビューはアート写真ファンには必読でしょう、もちろんこの分野でのキャリアに興味ある人には非常に役に立つ参考書です。インタビュー形式なので英語も比較的わかりやすいと思います。

2008年には翻訳本として"写真のエッセンス"がピエブックスより刊行されました。