Robert Frank: Paris

Steidl, 2008

Robert Frank(ロバート・フランク)


本書はロバート・フランク(1924-)が1950年代初頭にパリで撮影した作品群を一冊にまとめたものです。フランクは1947年にニューヨークに移住。その後、1951年までに2回パリを訪れています。拝金主義がはびこり、生活ペースが速い米国での経験から、彼は欧州の都市生活を新たな視線からとらえます。ストリートを市民生活のステージとみたて、花売りなどを撮影しています。この時期、彼はまだファッション写真で物撮りなどを手がけており、フリーのフォトジャーナリストとして本格的に活躍する以前になります。後に写真集"アメリカ人"としてまとめられた、グッゲンハイム奨学金を得ての全米撮影旅行は1955年のことです。
作家自身と、フォルクヴァンク美術館(エッセン)のUte Eskildsenによりセレクションされたモノクロ80点を収録。

ロバート・フランク プロフィール