Beneath the Roses

Harry N. Abrams, 2008

Gregory Crewdson(グレゴリー・クリュードソン)


グレゴリー・クリュードソン(1962-)は、大規模セット、ライティング、大型ビューカメラを駆使したドラマティクで幻想的な作品作りで定評のある、"ステージド・フォト"の代表作家です。彼はかつてノーマン・ロックウェルやエドワード・ホッパーが描いた米国の小都市の世界をテーマに大判サイズ写真で表現しています。彼の作品にはダイアン・アーバスやウォーカー・エバンスなど写真家とともに、アルフレッド・ヒッチコックやデビット・リンチなどの影響も感じられます。
本書は2003年から2007年にかけてスタジオとロケーションで制作された"Beneath the Roses"シリーズの完成形を収録したもの。現在の不安定な米国の都市風景のヴィジョンを映画的手法で情感的に表現しています。 テキストは作家のラッセル・バンクスが担当。製作風景の写真、アイデアスケッチ、照明チャート、セットの製作図など、作品製作過程がわかる未発表資料類も紹介されています。

グレゴリー・クリュードソン プロフィール