Peru

Steidl, 2008

Robert Frank(ロバート・フランク)


1949年3月、ロバート・フランク(1924-)はスイスにいる母親の誕生日プレゼントに前年ペルーで撮影した作品を手作業でまとめた写真集を送ります。手持ちの35mmライカ・カメラでドキュメントされたものです。彼は旅のことを、"私はカメラを持つことでとても自由だった。何が正しいことかなど考えず、ただ良いと感じることを行った。
私はまるでアクション・ペインターのようだった。"と語っています。彼は自分用にも同じものを制作しています。いまやこの2冊は、ニューヨーク近代美術館とワシントン・ナショナル・ギャラリーのコレクションになっています。収録されている何点かのイメージは彼の代表作として知られていますが、本ポートフォリオの全貌を見た人は少数しかいませんでした。
本書は、フランクにより発案、デザインされたこの重要作を、オリジナルをもとに初めて忠実に再現させたものです。1949年の段階で、すでにイメージを巧みにリンクさせる卓越した写真の構成力が感じられます。
ハードカバー、サイズ25X20cm、48ページ、モノクロ約39点が収録されています。

ロバート・フランク プロフィール