Luigi Ghirri:
It's Beautiful Here, Isn't It...

Aperture, 2008

Luigi Ghirri(ルイジ・ギリ)


ルイジ・ギリ(1943-1992)はイタリア・レッジョ・エミリア出身の写真家です。1970年頃からカラーのスナップ的作品を制作開始、1980年以降は主に建築とイタリア風景をテーマに撮影しています。西欧では有名な写真家でしたが、若くして亡くなったことから世界的には知名度はあまり高くありませんでした。アジェ、ウォーカー・エバンス、リー・フリードランダー、ウィリアム・エグルストンらの影響を受けたそうです。彼は、米国でニューカラーやニュー・トポグラフィクスが登場する以前から、同様の感覚を持つ写真を撮影していました。また、全ての分野の創作に興味を持ち、静物画で知られる画家ジョルジョ・ モランディや建築家アルド・ロッシとも共同に仕事を行っています。また展覧会の主催者としても才能を発揮しています。彼の非常に多彩な作品は写真家マーティン・パーやオリヴォ・バルビエリなどに影響を与えています。

本書では、ウィリアム・エグルストンが前文エッセーを担当。「私は彼の写真の多様性にいつも驚かされ、興奮させられる。とても一人の写真家が撮影したとは思えないときすらある。それはテーマごとの違いというよりも写真自体の全ての発想が違うのだ。時にとても絵画的な彼の色使いと感情移入できるところが好きだ。」と述べています。
彼はいままでに25におよぶ写真集を発表。本書はルイジ・ギリのキャリアを本格的に紹介する初めての英語版写真集です。
ハードカバー、約152ページ、サイズ28.4 x 22.4 x 2.3 cm、カラー約95点を収録。