Store Front: The Disappearing Face of New York

Gingko Press Inc, 2009

James T.Murray(ジェームズ・マレー)
Karla L.Marray(カーラ・マレー)


本書は、ニューヨークのストリートを長年撮影しているジェームス・マレーとカーラ・マレーによる最新作。90年代中ごろから、ニューヨーク地域のいまや消え行く古い、ショップ、カフェ、ダイナーなどの店頭をドキュメントしたものです。移り変わりの速い現代ニューヨークの中で、歴史が刻まれた古い店や商店街地区が残っているのは驚きです。同じスタンスで正面から撮影されたショップのたたずまいには、様々な国から来た初期移民たちの地域性や人間性が色濃く反映されています。写真は、マンハッタン、ブルックリンなどの地区エリアごとに分類、地図もついています。四つの折込ページには、町のワンブロック全体を再現したパノラマ写真が収録。イメージに併記されているテキストには、ショップの開店年や店主が語った歴史、エピソードなども記載されています。世界的な不景気で、彼らが撮影した古いショップにも淘汰の波が襲い掛かっています。 今では撮影した半分近くが既に店を閉めたそうで、今後もその流れは続くでしょう。昔のよき時代を懐かしむニューヨーカーたちにいま評判の1冊とのことです。

ハードカバー、336ページ、 サイズ33.8 x 29.7 x 4.1 cm、
約150点のイメージが収録されています。