Avedon Fashion 1944-2000

Harry N. Abrams, 2009

Richard Avedon(リチャード・アヴェドン)


20世紀で最も影響力を持ったファッション写真家といわれるリチャード・アヴェドン(1923-2004)。本書は彼の約70年におよぶ輝かしいファッション写真の軌跡を本格的に網羅するものです。
アヴェドンのキャリアは、1944年、若干21歳のときのハーパース・バザー誌から始まります。ハンガリー出身の写真家マーティン・ムンカッチに影響され、アート・ディレクターのアレクセイ・ブロドビッチのアドバイスを受けたアベドンはスタジオ中心だったファッション写真に革命を起こします。彼は野外で動きのあるモデルを撮影し、戦後の新しいアメリカン・スタイルを作り上げます。彼は多作な上に革新な写真家でした。早くから、作品に映画のような物語性を持たせたり、前衛のポップ・カルチャーを引用。またアジア系やアフリカ系モデルの起用するなどして、ファッション写真の境界線をどんどん広げていきます。その後、ヴォーグ、エゴイスト、ザ・ニューヨーカーなどで活躍していきます。

本書は、2009年5月にニューヨークの国際写真センター(ICP)で開催される写真展にあわせて刊行。スーパーモデル、スタイリスト、デザイナーとの共同作業で制作された代表作約300点が収録されています。エッセーはキュレーターのCarol Squiers、写真評論家Vince Aletti、写真史家Philippe Garnerが担当。
ハードカバー、サイズ約24.7X32cm、約300ページです。

リチャード・アヴェドン プロフィール