Casa No Name

Rizzoli, 2009

Deborah Turbeville(デボラ・ターバビル)


70年代~80年代にかけて、ヴォーグ誌などで大活躍したデボラ・ターバヴィル(1938-2013)。ロマンチックで絵画的イメージで人気の高い女性写真家です。初期写真集の"Wallflower"(1978年、Congreve刊)や"Unssen Versailles"(1981年、Doubleday刊)などはいまでもコレクター人気の高い絶版本です。

本書は、彼女が1985年から住んでいるメキシコの文化やスタイル、そしてサン・ミゲールのスタイリッシュな住居への思いを1冊にまとめたもの。色褪せた聖書のフレスコ画が並ぶ中庭を囲む高い天井の部屋。かすかな光が上方から照らされて中庭へ拡散していき、カーテンで覆われた部屋は彼女特有の夢のような感じの雰囲気をかもし出しています。
彼女はロウソクの光で照らされたインテリアのなかに、手作りの古いオブジェ類、飾りついたて、手彫りの聖人の彫刻など宗教的な工芸品を取り入れ、メキシコ文化の精神性を表現しようとしています。彼女のファッション性豊かな世界はカラフルなメキシコでも変わりません。

ハードカバー: 240ページ、サイズ29.7 x 21.8 x 3 cm、カラー・モノクロ図版約270点が収録されています。

デボラ・タ―バビル プロフィール