Japanese Photobooks of the 1960s and '70s

Aperture, 2009

金子隆一(著), Ivan Vartanian(著)


1960年代から1970年代前半の日本はフォト・ブックの歴史の中でも頂点の時代といわれています。この時代のフォトブックによる写真表現は、高いデザイン性、印刷、クオリティーを持っており、同時期のオリジナル・プリントを超えるとさえ言われています。 実際、写真オークションでは日本人写真家の初版本がヴィンテージ・プリントと同等に評価されています。荒木経惟、細江英公などによる優れたフォトブックは今でも世界中の写真家に影響を与えています。
写真家マーティン・パーが著したフォト・ブックのガイドブック"The Photobook:A History Volume 1"でも一章が同時期の本の紹介にあてられています。

本書はこの時代の代表的フォトブックをさらに詳しく紹介するものです。本のカバー、内容がきれいに複写されているとともに、詳しい解説付です。編集、エッセーはIvan Vartanian氏。金子隆一氏もエッセーを担当。
ハードカバー、約240ページ、荒木経惟、土門拳、深瀬昌久、濱谷浩、細江英公、石元泰博、石内都、川田喜久治、北島敬三、桑原甲子雄、緑川洋一、森山大道、中平卓馬、奈良原一高、野島康三、篠山紀信、東松照明、土田ヒロミなどの写真集40冊から約400点のカラー・モノクロ図版が収録されています。