The Pencil of Nature

Kws Pub; Facsimile版, 2011

William Henry Fox Talbot(W.H.フォックス・トルボット)


英国人写真家ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット(1800-1877)は、現在のフイルム・カメラの先駆けとなるネガ・ポジ手法のカロタイプの発明者です。また世界初の写真集"The pencil of Nature(自然の鉛筆)"の制作者としても知られています。オリジナル版は1844年から1846年にかけて6つのパートでLongman, Brown, Green & Longmans から刊行。自身の文章とともにカロタイプ写真合計24点が貼りこまれていました。細部まで表現可能な写真への関心を世間で広めようとの試みでしたが商業的には成功しませんでした。しかし、彼は建築物、風景、静物、クローズアップ、ポートレート、スナップなどを撮影して、カメラと写真による将来の様々な可能性を予見しています。

本書は、イメージを英国国立メディア美術館( National Media Museum)に収蔵されているオリジナル・プレートから複写した待望の再販です。個別作品に作者による制作時の記述も収録されています。