Deborah Turbeville: Past Imperfect

Steidl; 1版, 2009

Deborah Turbeville(デボラ・ターバビル)


デボラ・ターバヴィル(1938-2013)は、パーソナルな感覚を重視してファッション写真に取り組んだ最初の写真家の一人です。 従来のかわいい女性ではなく、孤立した女性像を持つモデルを好んで起用。彼女たちが自分のファンタジーの世界に入り込むのを求めたことで知られています。また、フィルム・プリントに、傷、皺、折れなどの様々な手を加えクラシックで退廃的な雰囲気のファッション・イメージを作り上げた先駆者です。

本書は、彼女が1974年~1998年にかけて制作した約15のシリーズからのエッセンスを網羅したもの。代表作とともに一部未発表作も含まれます。独自の感受性とエレガントな美しさが詰め込まれた短編物語のような作品は、ルキノ・ヴィスコンティやジャン・コクトーを思い起こさせるともいわれています。写真集タイトルの「Past Imperfect」は、時間や場所の感覚を喪失した断片化された夢のような世界という意味です。

ハードカバー、160ページ、サイズ28.8 x 24.6 x 2.8 cm、 モノクロおよびカラーの約120図版を収録。

デボラ・タ―バビル プロフィール