At the Crossroads of American Photography: Callahan, Siskind, Sommer

Radius Books; 1版, 2009

Harry Callahan(ハリー・キャラハン)
Aaron Siskind(アーロン・シスキンド)
Frederick Sommer(フレデリック・ソマー)


本書は米国アリゾナ州のThe Scottsdale Museum of Contemporary Art (SMoCA)で2009年に開催された同名の展覧会に際して刊行されたもの。20世紀中盤に活躍し、アメリカ写真の発展に大きく貢献した3人の偉大な写真家、ハリー・キャラハン(1912-1999)、アーロン・シスキンド(1903-1991)、フレデリック・ソマー(1905-1999) は約25年に渡って、同僚、友人として付き合ってきたそうです。同展は彼らの写真表現やアイデアでの、関連や影響に初めて注目した意欲的な企画です。
彼らはみな独学で写真技術を習得。ソマーは写真という平面自体の中で新たな表現を追求、キャラハンは様々な技法で写真の詩的表現を続け、シスキンドはドキュメント写真の視点でフォルムを優先させた抽象的作品に挑戦しています。ともに写真市場が未成立の時代から、写真表現がアートとして進化していく過程で重要な役割を果たしています。彼らの作品は、20世紀初期のスティーグリッツ以後の「f/64」グループ的なストレート写真と現在主流の現代アート写真とを橋渡しをしているのです。 いま現代アートが主流になったことで、写真史上やや過小評価されていた彼らの作品が再び脚光を浴びるようになったのです。
ハードカバー: 約152ページ、サイズ28.4 x 26.9 x 2 cm、モノクロ66図版を収録(一人22点)。

ハリー・キャラハン プロフィール
アーロン・シスキンド プロフィール