Walker Evans:
Decade by Decade

Hatje Cantz Pub, 2010

Walker Evans(ウォーカー・エバンス)


ウオーカー・エバンスは(1903-1975) アメリカ現代写真の先駆者といわれる写真家です。彼の写真は、多くのアメリカ人が無意識的に抱くアメリカの原風景と重なるといわれています。

本書は2010年6月からシンシナティー美術館で行われる同名の写真展に際して刊行されました。エバンスの代表作だけを集めた本ではない点が特徴です。普段あまり紹介されない珍しい作品群にも注目し、彼の50年にもおよぶキャリアを新たな視点から総合的に回顧しています。
大恐慌時代の南部を撮影した有名作から、1931年に開始されたヴィクトリア朝住宅の調査シリーズ、タヒチや革命前のキューバ旅行時の作品、有名人のポートレート。最後に、70年代のポラロイドSX-70による作品までもが含まれます。
"50年にも及ぶキャリアで、彼はアメリカ人の持つ集団意識を革新的に変えた、彼の写真はアメリカ人にとっての 自国と自国民のイメージを変えたのだ。彼の影響なしでは現在の写真ベースのアート表現はかなり違っていただろう"とキュレーターのJames Crump氏は語っています。

ハードカバー: 256ページ、サイズ28.6 x 26 x 3 cm、
約200点のカラー・モノクロ図版を収録。

ウォーカー・エバンス プロフィール