Helmut Newton: White Women

Schirmer Mosel, 2010

Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)


ヘルムート・ニュートン(1920-2004)は戦後の20世紀ファッション写真を代表する写真家です。70年代を通して、ヴォーグ・フランス版のエディトリアル・ページで活躍。当時は写真ではタブーだった、 売春婦、フェティシュ、女性の男装などをモチーフに取り入れ、ヨーロッパ上流階級の退廃的な雰囲気と潜在的暴力、エロティシズムを感じさせる作品スタイルを確立させます。その後、ニュートン作品はフェミニスト運動の高まりから女性蔑視と批判を受けます。しかし彼の本意は新時代の自立した女性像を女性の視点から表現することでした。従来の男性目線による受け身の女性像を変えようと挑戦していたのです。90年代以降には、女性の社会進出の流れをいち早くとらえていたと再評価されます。

本書は初期代表作をおさめた1976年刊の初写真集の待望の再版です。ハードカバー、約110ページ、サイズ31 x 23.6 x 2 cm、カラー・モノクロ約79図版を収録。


ヘルムート・ニュートン プロフィール