Juergen Teller: Zimmermann

Steidl, 2010

Juergen Teller(ヨーガン・テラー)


ドイツ出身でロンドン在住のヨーガン・テラー(1964-)は、ファッション写真界のスーパースターの一人です。既成概念に囚われることなく、ファッション・シーンの内側からモデルを撮影して彼女たちのパーソナリティーや繊細さを引き出すことで知られています。彼のパーソナルな視点での大胆な美とスタイルの解釈は高く評価されています。
ヨーガン・テラーの最新シリーズは、ブラジル出身のスーパーモデル、ラケル・ジマーマンのドキュメントです。地元、南ドイツのブーベンロイト(Bubenreuth)で彼の家族との関わりのなかで撮影されています。 2003年刊の"Juergen Teller: Marchenstuberl"でステファニー・シーモアとコラボレーションしたのを思い起こさせます。テラーは、自らが"シュールなおとぎ話(surreal fairytale)"と呼ぶ、奇妙で不思議な世界を展開。木の上に力なく体をゆだねたり、家族のいるリビングのテーブルに下着姿で直立したり、セミヌードで家族の食事のテーブルの上に横たわるジマーマンなどをスナップしています。グリム童話に似た、劇的でゴシック・スタイルのストーリのテーマは、抑圧された青春時代と、10代のあこがれを探求したとのことです。

ハードカバー・スリップケース入り: 56ページ、
サイズ:23.5 cm x 29 cm。