Starburst: Color Photography in America 1970-1980

Hatje Cantz Pub, 2010

Kevin Moore(著)


いまでこそ当たり前のカラー写真によるアート作品。しかし70年代まではカラー写真は、家族のスナップ、雑誌、広告などのもので、アート写真は伝統的なモノクロに限ると考えられていました。シリアス・カラー写真の始まりと言われる、1976年にニューヨーク近代美術館で開催されたウィリアム・エグルストン展も当時は多くの論争が引き起こしました。しかしこの分野は、カラー写真プロセスの技術進歩とポラロイドSX-70などの登場による多様化に従い、多くの写真家を取り込みながら80年以降に大きく発展。1981年には、サリー・オークレア(Sally Eauclaire)のキュレーションで、 "The New Color Photography" という写真展もニューヨークの国際写真センターで開催されています。

本書では、キュレーターのケビン・ムーアがカラー写真の登場によりもたらされたアート写真の歴史的な価値変化を評価・分析。米国においてカラー初期段階で活躍していた18名の写真家を紹介しています。シンシナティー美術館を皮切りに2010年に巡回した写真展開催に際して刊行。
ウィリアム・エグルストンスティーブン・ショアーヘレン・レビットジョエル・マイロウィッツ、ジョエル・スタンフェルド、ウィリアム・クリスタンベリー、ジョン・デヴォラ、ミッチ・エプスタイン、ジャン・グルーバー、ロバート・ハイネッケン、バーバラ・カスティン、レス・クリムス、リチャード・ミズラック、ジョン・ファール、レオ・ルビンファイン、イブ・ソネマンなどによる約300点のカラー図版が収録されています。

ハードカバー: 272ページ、30.2 x 24.9 x 2.8 cm。