Candlestick Point

Steidl, 2011

Lewis Baltz(ルイス・ボルツ)


ルイス・ボルツ(1945-)は、都市化により変貌する普通のシーンをミニマム・スタイルで撮影した「ニュー・トポグラフィックス」と呼ばれる新タイプの風景写真の代表写真家です。彼のテーマは、都市部の開発現場から郊外の荒地へと展開していきます。

本書は1989年にサンフランシスコ・ベイエリアのキャンドルスティック・ポイントの軍港跡地を撮影したシリーズ。私たちが普段見落としてしまいがちな、土地開発の跡、排水路、貯水ダムなどを撮影しています。キャンドルスティック・ポイント開発の写真による記録は、社会学、分析的な厳密さと相まって、ランド・アートの伝統や、また古くは1970年代からのコンセプチュアル・アートへの強い志向を感じます。

オリジナル版は1989年、Gallery MIN刊。長らく絶版で高価だったレアブックの待望の再版です。
ハードカバー: 128ページ、 サイズ 32.5 x 24.9 x 1.8 cm、
カラー12点・モノクロ72点の図版を収録。