Massimo Vitali: Natural Habitats

Steidl, 2011

Massimo Vitali(マッシモ・ ヴィターリ)


マッシモ・ ヴィターリ(1944-)はイタリア出身の写真家。ロンドンで写真を学び、1970年代はフォトジャーナリズム分野で活躍します。その後、90年代以降は大判カメラで作家活動を開始。2001年以降は作品を世界中のギャラリー、美術館で展示しています。
ヴィターリは現代社会の一種儀式化している各種レジャー風景を詳細を精緻に再現した大判のカラー作品で表現しています。彼は、世界中のビーチ、ディスコ、スキー・リゾート、プール、観光地などを、高い位置の足場から大判ヴュー・カメラで撮影しています。足場は時に水の中に設営されるそうです。 高い視点からの作品は、人間が自然を破壊しているリアルなドキュメントであるとともに、シュールな雰囲気さえも感じさせます。 古典的な風景画を写真で再解釈した作家と評価されており、また彼の取り組むモチーフとカラー大判作品から、現代ドイツのベッヒャー派の作家ともよく比較されます。

本書は、"Massimo Vitali: Landscape With Figures" (Steidl 2004年刊)に次ぐ写真集。2007年以降、彼の写真における視点が、広大な背景と大量の人間に変化します。"genealog - ical tree"を含む、2004年~2009年までの作品がコレクションされています。

ハードカバー: 144ページ、サイズ36.8 x 29.4 x 2 cm、
76点の図版を収録。