The Prototype Works

Steidl revised edition.版, 2011

Lewis Baltz(ルイス・ボルツ)


ルイス・ボルツ(1945-)は、70年代中盤に登場してきた「ニュー・トポグラフィックス」と呼ばれる新タイプの風景写真の代表写真家です。彼らは従来の崇高な自然美ではなく、人間の開発により変貌する都市や郊外のシーンをミニマム・スタイルで撮影しています。

ボルツは、1965年から「Prototypes」と呼ばれる作品を開始。特に1967年~1971年にかけて精力的に取り組んでいます。それは、戦後の工業地域の風景や文化の中にシンプルで幾何学的なフォルムを概念的にとらえるプロジェクトでした。撮影されているのは、化粧しっくいの壁、駐車場、倉庫小屋の側面、自動車などの工業製品類、カリフォルニアの光で焼けた使われていないビルボートなどです。タイトルのプロトタイプは、原型、見本、誌作品の意味。彼はそれらのシーンを、いくらでも同じように作れる工業製品として、また社会的規格モデルとして撮影したのでしょう。

ハードカバー: 188ページ、サイズ27.4 x 28.6 x 2.1 cm、
モノクロ約85点を収録。