Lillian Bassman: Lingerie

Harry N. Abrams, 2012

Lillian Bassman(リリアン・バスマン)


2012年2月に亡くなったファッション写真界を代表する女性写真家リリアン・バスマン(1917-2012)の新刊写真集です。彼女の写真はアート性が強く、明暗の強いコントラスト、粗い粒子、幾何学的な画面構成で知られています。
50~60年代にかけて、リチャード・アヴェドン、ルイス・ファーらとともに、ジュニア・バザー、ハーパース・バザーで活躍。またシャネルやバレンシアガのファッション・キャンペーンも手掛けています。70年代になるとファッション写真の一線からは退き、個人的な作品プロジェクト制作に軸足を移しますが、90年代にアート性が再評価されます。現在では作家と認められ、世界中の美術館で展示、コレクションされています。
1950年代から1960年代にかけて、バスマンはファッション雑誌やマディソン街の広告代理店とともに、時代に影響力を与える女性ランジェリー像を創り上げてきました。それは、ブラジャーとボディス、コルセットとガードル、キャミソールとシミーズ、ナイトガウンとパジャマなど。彼女は、当時のスーパーモデルを起用して、モダンな女らしさの理想像をヴィジュアル化し女心をつかみました。これらの写真の魅力は50年以上が経過した現在でも全く変わりません。

本書には、モノクロ約80作品が収録されています。
ハードカバー: 128ページ、 サイズ32 x 20.1 x 2.3 cm、
図録80点を収録。

リリアン・バスマン プロフィール