The Latin American Photobook

Aperture, 2011

Horacio Fernandez(編集)


本書は、いままであまり知られていなかったラテンアメリカのベスト写真集を初めて紹介するフォトブック・ガイドです。2007年にブラジルで開催された「ラテン・アメリカン・フォトグラフィー・フォーラム」 の参加者により発案されました。当時は、ちょうどマーティン・パーらによる、「The Photobooks: A History」が刊行された時。同書には優れたラテンアメリカの写真集が何冊か含まれていましたが、未紹介のレアブックがまだ多くあるのではないかという議論が企画のきっかけだったとのことです。その後、Horacio Fernandezが中心になり、学者、写真家の手で約4年間に渡り本格的な調査が行われ、2011年10月に刊行が実現しました。

本書には、アルゼンチン、ボリヴィア、ブラジル、チリ、コロンビア、キューバ、エクアドル、 メキシコ、ニカラグア、ペルー、ヴェネズエラからの、1920年代から現在までのフォトブック150冊がセレクション。フォトブックを通してラテンアメリカ写真史を紹介しています。
紹介されている写真家は、Claudia Andujar、 Barbara Brandli、Manuel Alvarez Bravo、Horacio Coppola、Paz Errazuriz、Graciela Iturbide、Sara Facio、Paolo Gasparini、Daniel Gonzalez、Boris Kossoy、Sergio Larrainなどです。
内容は、"The City and the Book" 、"Word and Images" 、"Artists' Photobooks"、"Contemporary Photobooks"など9のセクションで構成されています。フォトブックの歴史において、ラテンアメリカ地域の重要性を提示した意欲的なガイドブック。コレクターにとって新たな収集分野の登場です。

ハードカバー: 255ページ、サイズ31.3 x 23.4 x 2.4 cm
150冊の写真集の表紙、内容を収録しています。