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Steidl, 2012

Joel Sternfeld(ジョール・スタンフェルド)


ジョール・スタンフェルド(1944-)は、70年代にカラーでシリアス写真の可能性を追求したニュー・カラー・フォトグラフの 代表写真家の一人です。代表作に、人間により変貌するアメリカン・シーンを探求した「アメリカン・プロスペクト」(1987年)があります。また、スタンフェルドは現代アートで活躍するアンドレアス・グルスキーなどにも影響を与えています。
スタンフェルドは、1993年~1996年にかけて全米の犯罪が発生した50か所の撮影を行います。悲劇が起きた後の場所は、どれも普通の一般的な風景に、ときに美しくさえ見えます。それぞれのイメージには、その場所で起きた犯罪の詳細が記載。スターンフェルドは、「撮影の経験を通して、正面の裏に何があるか、表面の下に何が潜むかを、私たちは決して完全に知ることが出来ないと実感した。私たちの場所の感覚や風景写真を読み解く力は、必然的に限界がありまた誤解に満ちている。」と語っています。

本書は1996年にChronicle Booksより刊行され、絶賛された写真集の新版です。ハードカバー: 112ページ、サイズ30 x 25.2 x 2 cm、カラー図版50点が収録されています。