Sebastiao Salgado: Workers

Kant; Bilingual版, 2012

Sebastião Salgado(セバスチャン・サルガド)


セバスチャン・サルガト(1944-)は現代を代表するブラジル出身のフォトジャーナリストです。大学で経済学を学び経済学者として国際コーヒー期間に勤務後、写真家に転身しています。彼は徹底的な情報収集による冷徹な現実認識を行い、明確な世界観を持って被写体の内面に入り込んで撮影します。

彼の代表作である「労働者たち(workers)」は、工業化社会における単純労働者への哀歌と言われています。撮影されているのは、農業、鉱業、油田、建設、穀物などの産業分野で働く労働者たち。ルワンダのお茶摘み、インドのダム建設作業者、フランスとウクライナの鉄鋼所の労働者、ロシアと中国の組み立て工場の作業者、インドネシアの硫黄鉱山の労働者ブラジルでのサトウキビ収穫労働者などです。
サルガトは写真を通じて、厳しい労働環境下で威厳を持って働いている人たちを称賛しているといわれています。6年以上に渡って続いた「労働者たち(workers)」は1992年に終了。26カ国で撮影された約250点にも上る作品群は 1993年に"Workers: An Archaeology of the Industrial Age"として展示、出版されました。

本書には同プロジェクトのオリジナル・キュレーターのLelia Wanick Salgado氏がセレクションした珠玉の81点が収録されています。ハードカバー: 123ページ、サイズ23.4 x 21.6 x 1.5 cm。